2023年03月17日

令和5年 第10週 (3月6日~3月12日)

【概要】
1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・結核の報告が1例ありました。
 1例は潜在性結核感染症でした。
3類感染症
・腸管出血性大腸菌感染症の報告が1例ありました。
・腸チフスの報告が1例ありました。
4類感染症
・E型肝炎の報告が1例ありました。

5類感染症(全数把握対象疾患)
・カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症の報告が1例ありました。
・梅毒の報告が2例ありました。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・インフルエンザは、中部・奥州地区で警報レベル(定点当たり患者数30人)を超えています。
 県全体で減少傾向ですが、引き続き注意が必要です。
 特に外出後の石けんと流水による手洗いをしっかり行い、症状がある場合には、学校や職場には行かずに休養しましょう。
・感染性胃腸炎は、ノロウイルスによる集団感染事例が県内の教育保育施設及び障害者支援施設で計5例報告されました。
 胃腸炎ウイルスは消毒用アルコールが効きにくいため、調理前と食事前、用便後の石けんと流水による手洗いが重要です。
 患者の吐物や便は、使い捨て手袋とマスクを着用して塩素系消毒剤で処理しましょう。

〇新型インフルエンザ等感染症
・新型コロナウイルス感染症の新規患者報告数は、前週比231人減の535人でした。
 3月13日からマスク着用は個人の判断が基本となりましたが、医療機関受診時、高齢者施設の訪問時、混雑した公共交通機関の利用時などは着用が推奨されます。

「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和5年3月17日更新)