2023年09月22日

令和5年 第37週 (9月11日~9月17日)

1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・結核の報告が1例ありました。
3類感染症
・腸管出血性大腸菌感染症の報告が1例ありました。
4類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。

5類感染症(全数把握対象疾患)
・侵襲性肺炎球菌感染症の報告が1例ありました。
・梅毒の報告が1例ありました。
・百日咳の報告が1例ありました。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・新型コロナウイルス感染症は減少し、定点あたり患者数は21.44人となりました。
 県内のクラスターの発生は14件で、その内訳は高齢者施設8件、医療施設2件、教育保育施設2件、福祉事業所1件、学校1件でした。
 先週より減少していますが、患者報告数が多いことから注意が必要です。
 引き続き、手洗い・咳エチケット等基本的な感染予防対策の確認を行いましょう。
 県は有症者の相談や受診先を紹介する「いわて健康フォローアップセンター」や高齢者等宿泊療養施設の運用を継続して行っています。
・感染性胃腸炎は増加し、定点あたり患者数は4.35人となりました。
 胃腸炎ウイルスは消毒用アルコールが効きにくいため、石けんと流水による手洗いが重要です。
 調理や食事の前、用便後は手を洗いましょう。
 患者の便や吐物は、使い捨て手袋とマスクを着用して塩素系消毒剤で処理しましょう。
・インフルエンザは減少しましたが、県内7地区から患者の報告がありました。
 全国的に増加の傾向にあり、例年より早期に流行入りすることも考えられます。
 症状がある場合は、感染を広げないようマスクを着用のうえ、早めに受診するようにしましょう。

「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和5年9月22日更新)