2023年10月20日

令和5年 第41週 (10月9日~10月15日)

1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・結核の報告が2例ありました。
 そのうち1例は潜在性結核感染症でした。
3類感染症
・腸管出血性大腸菌感染症の報告が1例ありました。
4類感染症
・E型肝炎の報告が1例ありました。
・レジオネラ症の報告が1例ありました。

5類感染症(全数把握対象疾患)
・カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症の報告が2例ありました。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・インフルエンザは前週より増加し、定点当たり患者数は2.67人となりました。
学校等休業措置は3件ありました。
全国的に増加の傾向にあり、例年よりも早く流行入りしたため、早めのワクチン接種が勧められます。
症状がある場合は、感染を広げないようマスクを着用のうえ、早めに受診しましょう。
・新型コロナウイルス感染症は減少し、定点当たり患者数は4.48人となりました。
県内のクラスターの発生は7件で、内訳は高齢者施設5件、医療施設2件でした。
高齢者や基礎疾患のある方は注意してください。
引き続き、手洗い・咳エチケット等基本的な感染予防対策の確認をお願いします。
県は有症者の相談や受診先を紹介する「いわて健康フォローアップセンター」の運用を継続して行っています。
・感染性胃腸炎は減少し、定点あたり患者数は2.90人となりました。
胃腸炎ウイルスは消毒用アルコールが効きにくいため、石けんと流水による手洗いが重要です。
調理や食事の前、用便後は手洗いをお願いします。
患者の吐物や便は、使い捨て手袋とマスクを着用して塩素系消毒剤で処理してください。

「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和5年10月20日更新)