2023年11月17日

令和5年 第45週 (11月6日~11月12日)

1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
3類感染症
・腸管出血性大腸菌感染症の報告が2例ありました。
4類感染症
・レジオネラ症の報告が1例ありました。

5類感染症(全数把握対象疾患)
・梅毒の報告が3例ありました。
・百日咳の報告が2例ありました。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・インフルエンザは前週より増加し、定点あたり患者数は11.44人となり、注意報値である10人を超えました。
県央、中部、奥州地区及び盛岡市等で報告が多くなっています。
学校等休業措置は20件ありました。
今シーズン、県環境保健研究センターの検査で、インフルエンザウイルスAH3亜型が検出されています。
例年よりも早く流行入りしているため、早めのワクチン接種が勧められます。
症状がある場合は、感染を広げないようマスクを着用のうえ、早めに受診しましょう。
・新型コロナウイルス感染症の定点あたり患者数は2.62人となりました。
県内のクラスターの発生は9件で、その内訳は高齢者施設4件、医療施設4件、福祉事業所1件でした。
高齢者や基礎疾患のある方は注意してください。
引き続き、手洗い・咳エチケット等基本的な感染予防対策の確認をお願いします。
県は有症者の相談や受診先を紹介する「いわて健康フォローアップセンター」の運用を継続して行っています。
・咽頭結膜熱の報告数が県央地区で多くなっています。
発熱、咽頭炎、眼症状を主訴とする小児の急性ウイルス性感染症です。
散発的に発生する場合もあります。
予防には患者との密接な接触を避け、流水と石けんによる手洗いを励行することが重要です。

「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和5年11月17日更新)