2023年02月24日

令和5年 第7週 (2月13日~2月19日)

【概要】
1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・結核の報告が5例ありました。
 そのうち3例は潜在性結核感染症でした。
3類感染症
・腸管出血性大腸菌感染症の報告が2例ありました。
4類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。

5類感染症(全数把握対象疾患)
・クロイツフェルト・ヤコブ病の報告が1例ありました。
・梅毒の報告が1例ありました。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・インフルエンザは、県全体の定点当たり患者数が34.53人となり、警報レベルの30人を超えました。
 保健所別には、盛岡市の62.55人を筆頭に県央・中部・奥州の各地区は警報レベルを超えています。
 石けんと流水による手洗いと咳エチケットを励行し、十分な栄養と睡眠をとるなど体調管理は大切です。
 症状がある場合には、学校や職場などに行かずに休養しましょう。
・感染性胃腸炎は、ノロウイルスによる集団感染事例が県内の教育保育施設で5例報告されました。
 胃腸炎ウイルスは消毒用アルコールが効きにくいため、調理前と食事前、用便後の石けんと流水による手洗いが重要です。
 患者の吐物や便には大量のウイルスが含まれ感染源となります。使い捨て手袋とマスクを着用して塩素系消毒剤で適切に処理しましょう。

〇新型インフルエンザ等感染症
・新型コロナウイルス感染症の新規患者報告数は前週比139人減の1614人でした。
 場面に応じたマスク着用、手指衛生、3密回避など基本的な感染対策で予防しましょう。
 発熱、咳、咽頭痛など体調不良時は外出を控えることが重要です。

「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和5年2月25日更新)