2023年02月17日

令和5年 第6週 (2月6日~2月12日)

【概要】
1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・結核の報告が2例ありました。
 そのうち1例は潜在性結核感染症でした。
3類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
4類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。

5類感染症(全数把握対象疾患)
・患者発生の報告はありませんでした。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・インフルエンザは、県全体の定点当たり患者数が14.51人となり、注意報レベルの10人を超えました。
 県央地区は35.78人、盛岡市は27.64人で顕著に増加しています。
 石けんと流水による手洗いは、手指についたウイルスを物理的に除去する有効な方法であり、インフルエンザに限らず接触や飛沫を感染経路とする感染症対策の基本です。
 人混みや繁華街への外出を控えることも防御策の一つです。
・感染性胃腸炎は、二戸地区の定点当たり患者数が21.50人となり警報レベル(同20人)を超えました。
 県全体の患者数は減少しましたが、1週間に県内の教育保育施設でノロウイルスとサポウイルスによる集団感染事例が12例報告されました。
 胃腸炎ウイルスは消毒用アルコールが効きにくいため、調理前と食事前、用便後の石けんと流水による手洗いが重要です。
 患者の吐物や便は、使い捨て手袋とマスクを着用して塩素系消毒剤で適切に処理しましょう。

〇新型インフルエンザ等感染症
・新型コロナウイルス感染症の新規患者報告数は前週比633人減の1753人でした。
 場面に応じたマスク着用、手指衛生、3密回避など基本的な感染対策で予防しましょう。
 発熱、咳、咽頭痛など体調不良時は外出を控えることが重要です。

「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和5年2月17日更新)