2023年11月10日

令和5年 第44週 (10月30日~11月5日)

1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・結核の報告が2例ありました。
3類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
4類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。

5類感染症(全数把握対象疾患)
・侵襲性肺炎球菌感染症の報告が1例ありました。
・梅毒の報告が1例ありました。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・インフルエンザは前週より増加し、定点あたり患者数は9.51人となりました。
県央、奥州、中部地区及び盛岡市等で報告が多くなっています。
学校等休業措置は10件ありました。
今シーズン、県環境保健研究センターの検査で、インフルエンザウイルスAH3亜型が検出されています。
定点あたり患者数は全国的に増加の傾向にあり、岩手県でも例年よりも早く流行入りしており、前週に比べ約2倍に増加しているため、早めのワクチン接種が勧められます。
症状がある場合は、感染を広げないようマスクを着用のうえ、早めに受診しましょう。
・新型コロナウイルス感染症の定点あたり患者数は3.14人となりました。
県内のクラスターの発生は3件で、高齢者施設での発生でした。
高齢者や基礎疾患のある方は注意してください。
引き続き、手洗い・咳エチケット等基本的な感染予防対策の確認をお願いします。
県は有症者の相談や受診先を紹介する「いわて健康フォローアップセンター」の運用を継続して行っています。
・感染性胃腸炎は減少し、定点あたり患者数は3.08人となりました。
胃腸炎ウイルスは消毒用アルコールが効きにくいため、石けんと流水による手洗いが重要です。
調理や食事の前、トイレの後は手洗いをお願いします。
患者の吐物や便は、使い捨て手袋とマスクを着用して塩素系消毒剤で処理してください。

「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和5年11月10日更新)