2023年02月10日

令和5年 第5週 (1月30日~2月5日)

【概要】
1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・結核の報告が1例ありました。
3類感染症
・腸管出血性大腸菌感染症の報告が1例ありました。
4類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。

5類感染症(全数把握対象疾患)
・梅毒の報告が1例ありました。
・後天性免疫不全症候群の報告が1例ありました。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・感染性胃腸炎は、盛岡市の定点当たり患者数が19.43人となり警報レベル(同20人)に近づいています。
 県内の教育保育施設及び高齢者施設ではノロウイルス等による集団感染が相次ぎ、今年度の累計は82例で昨年度の同時期の2倍にとなっています。
 胃腸炎ウイルスは消毒用アルコールが効きにくく、調理前と食事前、用便後の石けんと流水による手洗いが重要となります。
 患者の吐物や便は、使い捨て手袋とマスクを着用して塩素系消毒剤で処理し、二次感染を防止しましょう。
・インフルエンザは、盛岡市の定点当たり患者数が15.27人、県央地区が同9.11人で特に増加が顕著になっています。
 外出後の手洗いは石けんと流水でしっかり行いましょう。
・RSウイルス感染症は前週より増加しました。
 特に乳幼児と高齢者は重症化しやすいので注意が必要です。

〇新型インフルエンザ等感染症
・新型コロナウイルス感染症の新規患者報告数は前週比561人減の2386人でした。
 場面に応じたマスク着用、手指衛生、3密回避など基本的な感染対策で予防しましょう。
 発熱、咳、咽頭痛など体調不良時は外出を控えることが重要です。

「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和5年2月10日更新)