2023年10月13日

令和5年 第40週 (10月2日~10月8日)

1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・結核の報告が4例ありました。
 そのうち2例は潜在性結核感染症でした。
3類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
4類感染症
・E型肝炎の報告が2例ありました。
・レジオネラ症の報告が1例ありました。

5類感染症(全数把握対象疾患)
・カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症の報告が1例ありました。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・インフルエンザの定点当たり患者数は1.02人となり、流行開始の目安である1.0人を上回りました。
全国的に増加の傾向にあり、例年よりも早い流行入りとなりました。
ワクチン接種については、かかりつけ医等にご相談ください。
症状がある場合は、感染を広げないようマスクを着用のうえ、早めに受診するようにしましょう。
・新型コロナウイルス感染症は減少し、定点あたり患者数は6.52人となりました。
県内のクラスターの発生は5件で、その内訳は高齢者施設3件、福祉事業所1件、学校1件でした。
先週より減少していますが、患者報告数が多いことから注意が必要です。
引き続き、手洗い・咳エチケット等基本的な感染予防対策の確認を行いましょう。
県は有症者の相談や受診先を紹介する「いわて健康フォローアップセンター」の運用を継続して行っています。
なお、高齢者等宿泊療養施設の運用については、9月末をもって終了しました。
・感染性胃腸炎は増加し、定点あたり患者数は4.63人となりました。
胃腸炎ウイルスは消毒用アルコールが効きにくいため、石けんと流水による手洗いが重要です。
調理や食事の前、用便後は手を洗いましょう。
患者の便や吐物は、使い捨て手袋とマスクを着用して塩素系消毒剤で処理しましょう。

「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和5年10月13日更新)