2023年03月03日

令和5年 第8週 (2月20日~2月26日)

【概要】
1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・結核の報告が1例ありました。
 1例は潜在性結核感染症でした。
3類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
4類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。

5類感染症(全数把握対象疾患)
・患者発生の報告はありませんでした。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・インフルエンザは、中部地区の93.8人を筆頭に県央・盛岡市・奥州・二戸地区で警報レベル(定点当たり患者数30人)を超えています。
 年齢層別には19歳以下が約88%を占め、学校や教育保育施設での感染拡大に引き続き注意が必要です。
 石けんと流水による手洗いと咳エチケットを励行し、症状がある場合には、学校や職場などに行かずに休養しましょう。
・感染性胃腸炎は、ノロウイルス及びロタウイルスによる集団感染事例が県内の教育保育施設で計6例報告されました。
 胃腸炎ウイルスは消毒用アルコールが効きにくいため、調理前と食事前、用便後の石けんと流水による手洗いが重要です。
 患者の吐物や便は、使い捨て手袋とマスクを着用して塩素系消毒剤で適切に処理しましょう。
・RSウイルス感染症は、宮古地区で定点当たり患者数7.33人となり増加しました。
 症状は風邪様から重症の肺炎など様々で、特に乳幼児と高齢者は重症化しやすいので注意が必要です。

〇新型インフルエンザ等感染症
・新型コロナウイルス感染症の新規患者報告数は前週比318人減の1296人でした。
 場面に応じたマスク着用、手指衛生、3密回避など基本的な感染対策で予防しましょう。
 発熱、咳、咽頭痛など体調不良時は外出を控えることが重要です。

「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和5年3月3日更新)