2023年03月31日

令和5年 第12週 (3月20日~3月26日)

【概要】
1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・結核の報告が1例ありました。
 1例は潜在性結核感染症でした。
3類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
4類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。

5類感染症(全数把握対象疾患)
・梅毒の報告が2例ありました。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・インフルエンザは4週続けて減少しました。
 定点当たり患者数20人を超えた地区は奥州のみで、同10人超は一関、中部、宮古、県央でした。
 学校等は新学期を迎える時期であり、感染予防対策に留意が必要です。
 特に外出後の石けんと流水による手洗いを徹底し、症状がある場合には、学校や職場には行かずに休養しましょう。

・感染性胃腸炎は、ノロウイルスによる集団感染事例が県内の教育保育施設及び介護保険事業所で計4例報告されました。
 胃腸炎ウイルスは消毒用アルコールが効きにくいため、石けんと流水による手洗いが重要です。
 患者の吐物や便は、使い捨て手袋とマスクを着用して塩素系消毒剤で処理しましょう。

〇新型インフルエンザ等感染症
・新型コロナウイルス感染症の新規患者報告数は、前週比124人減の321人でした。
 新型コロナウイルス感染症は、5月8日に5類感染症に移行し、陽性者の登録や自宅療養の要請は終了します。
 県は、有症者の相談や受診先を紹介する「いわて健康フォローアップセンター」や高齢者等宿泊療養施設の運用を5月8日以降も継続します。
 なお、無料検査やキットの送付支援は3月31日で終了します。

「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和5年3月31日更新)