2020年08月14日

今週の注目感染症 令和2年・32週(8月3日~8月9日)

1類感染症 ・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症 ・結核の報告が2例ありました。
3類感染症 ・腸管出血性大腸菌感染症の報告が県央地区から1例ありました。患者は10歳代の女性です。今年は、これで33例になりました。
4類感染症 ・レジオネラ症の報告が盛岡市から1例ありました。
患者は60歳代の男性です。
5類感染症(全数把握対象疾患)
・ウイルス性肝炎の報告が奥州地区から1例ありました。
患者は30歳代の男性です。
・百日咳の報告が一関と久慈地区から1例ずつありました。
患者はそれぞれ50歳代の女性と10歳代の女性です。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・手足口病は二戸地区で警報値(定点あたり患者数5人)を超えました。
例年、夏季に流行するウイルス性感染症で、水疱性の発疹が口の中、手足に現れます。
乳幼児は口内の発疹により水分を摂取しにくくなるため、脱水に注意が必要です。
予防には、患者との濃厚接触やタオルの共用を避け、手洗いを行うことが重要です。

指定感染症
・新型コロナウイルス感染症は、8月13日現在、8例が報告されています。
高齢者や基礎疾患のある方など、重症化のリスクが高い人が身近にいる場合、県をまたぐ移動や会食、来県者への対応は、特に慎重に。
県外では、移動先の自治体の要請に従うこと、少しでも体調に異変がある場合は予定を見合わせることも必要です。
また、接触確認アプリにより、陽性者と接触した可能性が利用者に通知され、保健所のサポートを早く受けることができます。
疑われる症状が出た時や陽性者との接触が確認された時には「帰国者・接触者相談センター」に御相談ください。

岩手県新型コロナウイルス感染症関連情報
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和2年8月14日更新)