2022年02月25日

今週の注目感染症 令和4年・第7週 (2月14日~2月20日)

1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・結核の報告が6例ありました。
 そのうち2例は潜在性結核感染症でした。
3類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
4類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。

5類感染症(全数把握対象疾患)
・侵襲性肺炎球菌感染症の報告が1例ありました。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・感染性胃腸炎は、ノロウイルスによる集団感染事例が奥州地区の保育所で発生しました。
 胃腸炎ウイルスは、消毒用アルコールが効きにくいため、調理前と食事前、用便後に石けんと流水による手洗いが重要です。
 患者の吐物や便は、使い捨て手袋とマスクを着用して塩素系薬剤で適切に処理しましょう。

〇新型インフルエンザ等感染症
・新型コロナウイルス感染症は、この週の新規患者報告数は1663人でした。
 新たに確認されたクラスターは学校が最も多く、教育保育施設、高齢者施設等でも発生しています。
 感染拡大により、県内の自宅療養者は2000人規模で推移しています。
 誰もが感染者や濃厚接触者になる可能性があるので、平時から1週間程度は自宅で生活できるような物資を備蓄しておくことが推奨されます。
 自宅療養の際は健康観察を毎日行い、療養中に体調が悪いと感じた場合は、速やかに保健所に連絡することが大切です。
 また、療養中は外出厳禁であることに留意しましょう。

「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和4年2月26日更新)