2020年11月09日

今週の注目感染症 令和2年・44週(10月26日~11月1日)

1類感染症・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症・結核の報告が4例ありました。
      4例とも潜在性結核感染症でした。
3類感染症・患者発生の報告はありませんでした。
4類感染症・患者発生の報告はありませんでした。
5類感染症(全数把握対象疾患)
・患者発生の報告はありませんでした。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・インフルエンザは、3週続けて報告がありませんでした。
 半数以上の都道府県で報告がなく、流行の兆しはみられませんが、ワクチンは効果が現れるまで2週間ほどかかるので早めの接種が勧められます。
 希望される方は医療機関にお問合せください。
・感染性胃腸炎は、大船渡および中部地区など5つの地区で増加しました。
 例年、この時期から報告が増加していくので注意が必要です。
 手洗いの徹底と、患者の吐物や便の処理には塩素系薬剤を用いることが重要です。
・県内の感染症は、溶連菌咽頭炎やRSウイルス感染症を中心に、例年よりも少ない状況が続いています。
 手洗いや咳エチケットを中心とした、基本的な感染症対策の継続が重要です。

指定感染症
・新型コロナウイルス感染症は、11月5日現在、県内で29例報告されています。
発熱等の症状が出た時には、「かかりつけ医」や「受診・相談センター」へ、その他は「岩手県新型コロナウイルス相談窓口」までご相談を。

 岩手県新型コロナウイルス感染症関連情報
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「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和2年11月6日更新)