令和3年・50週
～感染性胃腸炎、新型インフルエンザ等感染症～

今週の注目感染症 令和3年・第50週 （12月13日～12月19日）

１類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
２類感染症
・結核の報告が1例ありました。
３類感染症
・腸管出血性大腸菌感染症の報告が1例ありました。
４類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
５類感染症（全数把握対象疾患）
・カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症の報告が1例ありました。
・クロイツフェルト・ヤコブ病の報告が1例ありました。

５類感染症（定点把握対象疾患）
・感染性胃腸炎は、中部保健所管内の保育所でノロウイルスによる集団感染事例が発生しました。
　本年4月以降、県内の感染性胃腸炎の集団感染事例は29例となりました。
　集団生活を営む施設では、感染予防対策の再確認が必要です。
・インフルエンザの患者報告はゼロでした。
　ワクチン接種、こまめな手洗い、咳エチケットや体調管理などにより予防しましょう。

〇新型インフルエンザ等感染症
・新型コロナウイルス感染症の患者報告はゼロでした。
　国内において、海外渡航歴のない人でオミクロン株に感染した例が確認されています。
　個人の感染予防対策は、3密回避、常時マスクの着用、手洗いなどの徹底が推奨されます。
　年末年始に帰省や旅行をする人は、しっかりと感染予防対策を行いましょう。
　飲食を伴う会合への参加は、大声を出さず、会話時のマスク着用を心がけましょう。
　また、体調不良時は外出を避け、電話相談の上、早期に医療機関を受診することが大切です。

「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和3年12月24日更新）