2020年08月21日

今週の注目感染症 令和2年・33週(8月10日~8月16日)

1類感染症 ・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症 ・結核の報告が1例ありました。
3類感染症 ・患者発生の報告はありませんでした。
4類感染症
・レプトスピラ症の報告が県央地区から1例ありました。
 患者は30歳代の男性です。
 全国では今年2例目、本県では2013年以来の報告です。
 本症は、重症化すると黄疸、出血傾向、腎障害などを引き起こし、死亡することもあります。
 ネズミ等の保菌動物の尿に汚染された水や土壌から、経皮または経口感染します。
 農作業や台風・大雨による水害の復旧作業、河川のレジャー等では、必要に応じ、ゴーグルやゴム手袋の着用、傷口は露出しない等の対策をすることが有効です。
5類感染症(全数把握対象疾患)
・劇症型溶血性レンサ球菌感染症の報告が盛岡市から1例ありました。
 患者は10歳代の男性です。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・この週はお盆で医療機関の休診が多く、患者数は少なくなっています。

指定感染症
・新型コロナウイルス感染症は、8月20日現在、11例が報告されています。
 全国の死亡率は、70歳代では約10%、80歳代以上では約20%と高いことから、高齢者が身近にいる場合、会食や県をまたぐ移動、来県者への対応等は特に慎重に。
 疑われる症状が出た時や陽性者との接触が確認された時には「帰国者・接触者相談センター」に御相談ください。

岩手県新型コロナウイルス感染症関連情報
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和2年8月21日更新)