2020年08月07日

今週の注目感染症 令和2年・31週(7月27日~8月2日)

1類感染症 ・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症 ・結核の報告が3例ありました。
3類感染症 ・腸管出血性大腸菌感染症は、中部地区から1例、二戸地区から2例の計3例の報告がありました。
4類感染症 ・つつが虫症の報告が久慈地区から1例ありました。患者は70歳代の女性です。
      ・レジオネラ症の報告が宮古地区と中部地区から1例ずつありました。
      患者はどちらも60歳代の男性です。
5類感染症(全数把握対象疾患)
・水痘(入院例)の報告が県央地区から1例ありました。患者は20歳代の女性です。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・手足口病は前週より増加しました。
例年、夏季に流行するウイルス性感染症で、口の中、手足の水疱性の発疹が主な症状です。
乳幼児は口内の発疹により水分を摂取しにくくなるため、脱水に注意が必要です。
まれに髄膜炎等を併発するため、高熱や嘔吐等がある場合は速やかに受診を。
予防には、患者との濃厚接触やタオルの共用を避け、手洗いを行うことが重要です。

指定感染症
・新型コロナウイルス感染症の報告が、盛岡市、県央地区、宮古地区、中部地区から1例ずつの計4例の報告がありました。
8月6日までに、累計で5例が報告されています。
いずれも、県をまたぐ移動や来県者との会食があり、これらの場合には、特に注意して感染予防と拡大防止に努めてください。
会食の場での感染は、全国でも多数報告されており、長時間や多人数での会食を避けるなどの対策を。
県外では、移動先の自治体の要請に従うこと、少しでも体調に異変がある場合は予定を見合わせることも必要です。
疑われる症状が出た時や陽性者との接触が確認された時には「帰国者・接触者相談センター」に御相談ください。

岩手県新型コロナウイルス感染症関連情報
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和2年8月7日更新)