2022年02月18日

今週の注目感染症 令和4年・第6週 (2月7日~2月13日)

1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・結核の報告が2例ありました。
 そのうち1例は潜在性結核感染症でした。
3類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
4類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。

5類感染症(全数把握対象疾患)
・百日咳の報告が1例ありました。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・感染性胃腸炎は、ノロウイルス等による集団感染事例が県央及び大船渡地区の保育所で発生しました。
 胃腸炎ウイルスは、消毒用アルコールが効きにくいため、調理前と食事前、用便後に石けんと流水による手洗いが重要です。
 患者の吐物や便は、使い捨て手袋とマスクを着用して塩素系薬剤で適切に処理しましょう。

〇新型インフルエンザ等感染症
・新型コロナウイルス感染症は、この週の新規患者報告数は1139人でした。
 新たに確認されたクラスターは学校、保育施設、職場、高齢者施設での発生が多い傾向にあります。
 飛沫防止効果の高い不織布マスク等を正しく着用し、こまめな手洗い、手指消毒、三密回避など基本的な感染対策が重要です。
 また、自宅療養の際は、同居家族との接触をできるだけ控えて換気に努め、健康観察を行う必要があります。
 療養者の鼻水や唾液が付いたマスクやティッシュなどのごみを捨てる際は、直接触れず、捨てた後の手洗いが大切です。

「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和4年2月18日更新)