2020年09月23日
今週の注目感染症 令和2年・37週(9月7日~9月13日)
1類感染症 ・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症 ・結核の報告が3例ありました。
3類感染症
・腸管出血性大腸菌感染症の報告が中部地区および奥州地区から1例ずつありました。
今年これで50例になりました。
4類感染症
・E型肝炎の報告が県央地区から1例ありました。
患者は50歳代の女性です。
5類感染症(全数把握対象疾患)
・水痘(入院例)の報告が奥州地区から1例ありました。
患者は9歳の男児です。
・百日咳の報告が久慈地区から2例ありました。
患者は10歳の男児です。
5類感染症(定点把握対象疾患)
・感染性胃腸炎は、先週より減少しました。
2月以降、例年よりも患者が少ない状態が続いていますが、盛岡市、中部、奥州および大船渡地区を中心に、継続して患者が発生しています。
ウイルス性胃腸炎の場合、患者の吐物や便には多量のウイルスが含まれているため、処理の際には使い捨て手袋やマスクを着用し、塩素系薬剤を用いて消毒することが重要です。
・インフルエンザの県内定点医療機関からの報告は、今シーズンまだありません。
ワクチン接種は10月から開始され、65歳以上の方、医療従事者、基礎疾患のある方、妊婦、小学校低学年までの小児は早めのワクチン接種が勧められます。
接種希望の際は、あらかじめ医療機関にお問い合わせください。
〇指定感染症
・新型コロナウイルス感染症は、9月17日現在、県内で23例報告されています。
疑われる症状が出た時や陽性者との接触が確認された時には「帰国者・接触者相談センター」に御相談ください。
岩手県新型コロナウイルス感染症関連情報
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「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和2年9月18日更新)