2020年10月30日

今週の注目感染症 令和2年・43週(10月19日~10月25日)

1類感染症・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症・患者発生の報告はありませんでした。
3類感染症・腸管出血性大腸菌感染症の報告が、県央地区から1例ありました。
4類感染症・患者発生の報告はありませんでした。
5類感染症(全数把握対象疾患)
・患者発生の報告はありませんでした。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・インフルエンザは、2週続けて報告がありませんでした。
手洗いやワクチン接種が予防となりますが、ワクチンは効果が現れるまで2週間ほどかかるので早めの接種が勧められます。
希望される方は医療機関にお問合せください。
・RSウイルス感染症は、盛岡市と県央地区で前週より増加しました。
例年、秋から冬にかけて流行しますが、報告数が少ない状況が続いています。
乳幼児や高齢者は、細気管支炎など重症化しやすいので注意が必要です。
・感染性胃腸炎は、盛岡市でノロウイルスによる集団感染事例がありました。
例年、この時期から報告が増加していくので、集団生活を営む施設では特に注意が必要です。
手洗いの徹底と、患者の吐物や便の処理には塩素系薬剤を用いることが重要です。

指定感染症
・新型コロナウイルス感染症は、10月29日現在、県内で27例報告されています。
疑われる症状が出た時や陽性者との接触が確認された時には「帰国者・接触者相談センター」に御相談ください。

 岩手県新型コロナウイルス感染症関連情報
>>詳細はこちら

「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
(@iwatevscovid19)ID検索またはQRコードから友達追加



【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和2年10月30日更新)