2020年03月13日

今週の注目感染症 令和2年・10週(3月2日~3月8日)

1類感染症 ・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症 ・結核の報告が3例ありました。
       そのうち1例は潜在性結核菌感染症でした。
3類感染症 ・患者発生の報告はありませんでした。
4類感染症 ・患者発生の報告はありませんでした。
5類感染症(全数把握対象疾患)
・劇症型溶血性レンサ球菌感染症の報告が県央地区から1例ありました。患者は40歳代の男性です。
・侵襲性インフルエンザ菌感染症の報告が釜石地区から1例ありました。患者は80歳代の男性です。
・梅毒の報告が大船渡地区から1例ありました。患者は30歳代の男性です。

5類感染症(定点把握対象疾患)等
・新型コロナウイルス感染症の県の対応を、岩手県ホームページに掲載しています。
 発熱等の風邪症状がある場合は、登校や出勤等の外出を控え、次の方は保健所にご相談ください。
 風邪や発熱の症状が4日以上(高齢者、基礎疾患のある方は2日程)続く方、呼吸困難症状がある方。
 念のため、妊婦の方は早めにご相談を。
 また、集団感染が発生した催しや施設等(ライブハウス、スポーツジム等)に居合わせた方も保健所にご相談ください。
   新型コロナウイルス感染症に関する情報《岩手県》(各保健所の連絡先)
   >>詳細はこちら
・感染症予防にはこまめな手洗いが大切です。
 帰宅時や調理前後、食事前、トイレの後に加え、咳やくしゃみを手で受けてしまった時にも、せっけんと流水で行うことが重要です。
 特にドアノブ、手すり、スイッチ等を介した接触感染を避けるため、口や鼻、目の周りは不用意に触らないよう注意してください。
 また、手洗いや咳エチケットに加え、換気を励行する、人の密度を減らす、近距離での会話や発声を避けることも重要です。

【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和2年3月13日更新)