2020年10月23日

今週の注目感染症 令和2年・42週(10月12日~10月18日)

1類感染症・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症・結核の報告が2例ありました。
3類感染症・腸管出血性大腸菌感染症の報告が、盛岡市から3例、久慈地区から1例ありました。
4類感染症・患者発生の報告はありませんでした。
5類感染症(全数把握対象疾患)
・梅毒の報告が、中部地区から1例ありました。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・インフルエンザは、例年患者報告がある時期ですが、今週は報告がありません。
手洗いやワクチン接種が予防となりますが、ワクチンは効果が現れるまで2週間ほどかかるので早めの接種が勧められます。
希望される方は医療機関にお問合せください。
・RSウイルス感染症は、中部地区で多くなっています。
例年、秋から冬にかけて流行しますが、報告数が少ない状況が続いています。
乳幼児や高齢者は、細気管支炎など重症化しやすいので注意が必要です。
・水痘(みずぼうそう)は、久慈地区で2週続けて警報値(定点あたり患者数2人)を超えました。
感染経路は空気、飛沫、接触感染で感染力は極めて強いと言われています。
平成26年10月に定期の予防接種対象となり患者報告数は減少しています。

指定感染症
・新型コロナウイルス感染症は、10月22日現在、県内で26例報告されています。
疑われる症状が出た時や陽性者との接触が確認された時には「帰国者・接触者相談センター」に御相談ください。

 岩手県新型コロナウイルス感染症関連情報
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「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和2年10月23日更新)