2022年04月15日

今週の注目感染症 令和4年・第14週 (4月4日~4月10日)

1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・結核の報告が1例ありました。
3類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
4類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。

5類感染症(全数把握対象疾患)
・百日咳の報告が1例ありました。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・感染性胃腸炎は、ノロウイルスによる集団感染事例が中部地区の保育所で発生しました。
 胃腸炎ウイルスは消毒用アルコールが効きにくく、調理前と食事前、用便後の石けんと流水による手洗いが重要です。
 患者の吐物や便は、使い捨て手袋とマスクを着用して塩素系薬剤で適切に処理しましょう。

〇新型インフルエンザ等感染症
・新型コロナウイルス感染症は、この週の新規患者報告数は2355人でした。
 岩手県内においてもオミクロン株BA.2系統による感染が確認されました。
 感染拡大により自宅療養者は3000人規模で推移しています。
 誰もが感染者や濃厚接触者になる可能性があることから、平時から1週間程度は自宅で生活できるような物資を備蓄することが推奨されます。
 新たな変異株においても基本的な感染対策は有効であり、不織布マスクの正しい着用、手指衛生、換気などの徹底を継続することが重要です。
 また、発熱や咳など症状がある場合は外出せずに医療機関を受診しましょう。

「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和4年4月15日更新)