2024年03月22日

令和6年 第11週 (3月11日~3月17日)

1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・結核の報告が1例ありました。
3類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
4類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。

5類感染症(全数把握対象疾患)
・梅毒の報告が2例ありました。
・破傷風の報告が1例ありました。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・インフルエンザは増加し、定点あたり患者数は16.66人となりました。
年齢層別では15歳未満が8割以上を占めており、学校等休業措置が14件ありました。
県環境保健研究センターの検査で、B型が検出されています。
予防対策を徹底し、症状がある場合は、感染を広げないようマスクを着用のうえ早めに受診しましょう。
・新型コロナウイルス感染症はやや増加し、定点あたり患者数は11.28人となりました。
県内のクラスターの発生は18件で、その内訳は、高齢者施設10件、医療施設7件、教育保育施設1件でした。
高齢者や基礎疾患のある方は注意してください。
引き続き、手洗い、咳エチケット、ワクチン接種等基本的な感染予防対策の確認をお願いします。
県は有症者の相談や受診先を紹介する「いわて健康フォローアップセンター」の運用を継続して行っています。
・咽頭結膜熱は増加し、定点あたり患者数は1.90人となりました。
中部、一関及び宮古地区で警報値である3人を超えています。
発熱、咽頭炎、眼症状を主訴とする小児の急性ウイルス性感染症です。
予防には患者との密接な接触を避け、タオルは共用せず、流水と石けんによる手洗いを励行することが重要です。
・国内で、麻しん(はしか)の増加が懸念されています。
発熱、咳、発疹等の症状がみられ、感染力が強く、海外で感染することもあり注意が必要です。
予防にはワクチン接種が有効です。
「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和6年3月22日更新)