2023年01月06日

今週の注目感染症 令和4年・第52週(12月26日~1月1日)

1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・結核の報告が1例ありました。
 1例は潜在性結核感染症でした。
3類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
4類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。

5類感染症(全数把握対象疾患)
・梅毒の報告が1例ありました。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・今週は年末年始で休診の医療機関が多く、患者数は全体的に少なくなっています。
・インフルエンザは県内全ての地区で患者が発生しています。
 釜石地区は定点当たり患者数9.33人で他地区に比べて多いです。
 小中学校などは、例年、冬休み明けに集団発生による学級閉鎖等が見られます。
 外出後の石けんと流水による手洗いと、ワクチン接種で予防しましょう。
・感染性胃腸炎は、ノロウイルス及びサポウイルスによる集団感染事例が、県内の教育保育施設3施設で発生しました。
 胃腸炎ウイルスは消毒用アルコールが効きにくいため、調理前と食事前、用便後の石けんと流水による手洗いが重要です。
 患者の吐物や便は、使い捨て手袋とマスクを着用して塩素系消毒剤で処理しましょう。

〇新型インフルエンザ等感染症
・新型コロナウイルス感染症の新規患者報告数は前週比3410人減の8269人でした。
 発熱、咳、倦怠感、咽頭痛など体調不良時は外出を控えることが重要です。

「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和5年1月7日更新)