2022年12月23日

今週の注目感染症 令和4年・第50週(12月12日~12月18日)

1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・結核の報告が1例ありました。
 1例は潜在性結核感染症でした。
3類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
4類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。

5類感染症(全数把握対象疾患)
・梅毒の報告が2例ありました。
・百日咳の報告が1例ありました。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・インフルエンザは前週より増加し、定点当たり患者数が2.84人となりました。
 盛岡市は11.82人で他地区に比べて多く、市内の学校及び教育保育施設では休業措置が報告されています。
 予防には、外出後の石けんと流水による手洗いと、ワクチン接種が推奨されます。
 接種を希望する人はお早めに。
・感染性胃腸炎は、ノロウイルス及びサポウイルスによる集団感染事例が中部地区の教育保育施設3施設で発生しました。
 胃腸炎ウイルスは消毒用アルコールが効きにくいため、調理前と食事前、用便後の石けんと流水による手洗いが重要です。
 患者の吐物や便は、使い捨て手袋とマスクを着用して塩素系消毒剤で処理をしてください。

〇新型インフルエンザ等感染症
・新型コロナウイルス感染症の新規患者報告数は前週比1588人増の11847人でした。
 年末年始に帰省や旅行など外出を計画する人は、基本的な感染対策の再確認をしましょう。

「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和4年12月23日更新)