2023年03月24日

令和5年 第11週 (3月13日~3月19日)

【概要】
1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・結核の報告が4例ありました。そのうち1例は潜在性結核感染症でした。
3類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
4類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。

5類感染症(全数把握対象疾患)
・劇症型溶血性レンサ球菌感染症の報告が1例ありました。
・侵襲性肺炎球菌感染症の報告が1例ありました。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・インフルエンザは3週続けて減少し、警報レベル(定点当たり患者数30人)を超えた地区はなくなりました。
 学校等は春休みシーズンですが、新学期を迎えるにあたり感染予防対策は必要です。
 特に外出後の石けんと流水による手洗いをしっかり行い、咳エチケットには留意しましょう。
 症状がある場合には、学校や職場には行かずに休養しましょう。
・感染性胃腸炎は、ノロウイルス及びサポウイルスによる集団感染事例が県内の教育保育施設で計3例報告されました。
 胃腸炎ウイルスは消毒用アルコールが効きにくいため、調理前と食事前、用便後の石けんと流水による手洗いが重要です。
 患者の吐物や便は、使い捨て手袋とマスクを着用して塩素系消毒剤で処理しましょう。

〇新型インフルエンザ等感染症
・新型コロナウイルス感染症の新規患者報告数は、前週比90人減の445人でした。年末第50週の11847人をピークに減少が続いています。
 3月13日からマスク着用は個人の判断が基本となりましたが、医療機関受診時、高齢者施設の訪問時、混雑した公共交通機関の利用時などは着用が推奨されます。

「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和5年3月24日更新)