2023年06月30日

令和5年 第25週 (6月19日~6月25日)

1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・結核の報告が2例ありました。
3類感染症
・腸管出血性大腸菌感染症の報告が3例ありました。
4類感染症
・レジオネラ症の報告が4例ありました。

5類感染症(全数把握対象疾患)
・患者発生の報告はありませんでした。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・新型コロナウイルス感染症は、定点あたり患者数が5.59人と再び増加し、県央・大船渡・二戸地区でクラスターの発生が計6件ありました。
 引き続き、手洗い・咳エチケット等基本的な感染予防対策に留意してください。
 県は有症者の相談や受診先を紹介する「いわて健康フォローアップセンター」や高齢者等宿泊療養施設の運用を継続して行います。
・ヘルパンギーナは6週連続で増加し、中部・奥州・一関地区で報告数が警報値(定点あたり患者数6人)を超えています。
 発熱とのどの痛み、口の中に現れる水疱性発疹を主症状とするウイルス性感染症で、乳幼児を中心に夏季に流行する夏風邪の代表的疾患です。
 乳幼児は口内の発疹により水分を摂取しにくくなるので脱水に注意が必要です。
 予防には手洗いやうがいのほか、患者との濃厚接触やタオルの共用を避けることが重要です。
・手足口病は増加し、一関地区で報告数が警報値(定点あたり患者数5人)を超えています。
 口内や手足に現れる水疱性発疹が主症状の乳幼児を中心に夏季に流行する感染症です。
 まれに髄膜炎等を併発することがありますので、高熱や嘔吐等がある場合は速やかに受診してください。
 予防にはヘルパンギーナと同様の対策が必要です。

「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和5年6月30日更新)