2022年11月25日

今週の注目感染症 令和4年・第46週(11月14日~11月20日)

1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・結核の報告が9例ありました。
 そのうち7例は潜在性結核感染症でした。
3類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
4類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
5類感染症(全数把握対象疾患)
・百日咳の報告が1例ありました。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・RSウイルス感染症は、奥州地区で定点当たり患者数6.5人と増加しました。
 症状は軽い風邪様から重い肺炎まで様々です。
 患者の咳やくしゃみ、ウイルスが付着した手指などから感染するため、咳エチケットやこまめな手洗いによる予防が重要です。
・インフルエンザは今週の患者報告はありませんが、今冬の流行に備えてワクチン接種が推奨されます。
 ワクチンは効果が現れるまで2週間ほどかかるので、早めの接種が望まれます。

〇新型インフルエンザ等感染症
・新型コロナウイルス感染症の新規患者報告数は前週比1866人増の8169人でした。
 場面に応じたマスク着用、手指衛生、3密回避など基本的な感染対策を徹底する必要があります。
 3密回避とは、密閉空間にしないようこまめな換気を行い、密集しないよう人と人の距離をとり、密接した会話や発声を避けることです。
 年末に向けて人の流れが多くなるので注意しましょう。

「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和4年11月25日更新)