2024年03月15日

令和6年 第10週 (3月4日~3月10日)

1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
そのうち2例は潜在性結核感染症でした。
3類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
4類感染症
・レジオネラ症の報告が1例ありました。

5類感染症(全数把握対象疾患)
・患者発生の報告はありませんでした。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・インフルエンザは増加し、定点あたり患者数は14.59人となりました。
中部、奥州、県央地区及び盛岡市で報告数が多くなっています。
年齢層別では15歳未満が約8割を占めており、学校等休業措置が26件ありました。
予防対策を徹底し、症状がある場合は、 感染を広げないようマスクを着用のうえ早めに受診しましょう。
・新型コロナウイルス感染症は減少し、定点あたり患者数は10.90人となりました。
県内のクラスターの発生は14件で、その内訳は、高齢者施設9件、医療施設5件でした。
高齢者や基礎疾患のある方は注意してください。
引き続き、手洗い、咳エチケット、ワクチン接種等基本的な感染予防対策の確認をお願いします。
県は有症者の相談や受診先を紹介する「いわて健康フォローアップセンター」の運用を継続して行っています。
・A群溶血性レンサ球菌咽頭炎はやや増加し、定点あたり患者数は2.85人となりました。
発熱や全身倦怠感、咽頭痛を主症状とする細菌感染症で、肺炎や腎炎などの合併症を引き起こす場合もあります。
予防には、手洗いやうがいの励行のほか、患者との濃厚接触を避けることが重要です。
・国内で、麻しん(はしか)の増加が懸念されています。
発熱、咳、発疹等の症状がみられ、感染力が強く、海外で感染することもあり注意が必要です。
予防にはワクチン接種が有効です。
「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
(@iwatevscovid19)ID検索またはQRコードから友達追加



【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和6年3月15日更新)