2024年02月09日

令和6年 第5週 (1月29日~2月4日)

1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・結核の報告が2例ありました。
そのうち1例は潜在性結核感染症でした。
3類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
4類感染症
・レジオネラ症の報告が1例ありました。
5類感染症(全数把握対象疾患)
・カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症の報告が1例ありました。
5類感染症(定点把握対象疾患)
・新型コロナウイルス感染症はやや減少し、定点あたり患者数は16.15人となりました。
全国的には増加の傾向にあります。
国内で感染が広がっている新たな変異株JN.1が県内で検出されています。
県内のクラスターの発生は9件で、その内訳は、高齢者施設5件、医療施設4件でした。
高齢者や基礎疾患のある方は重症化リスクが高いので注意してください。
引き続き、手洗い、咳エチケット、ワクチン接種等基本的な感染予防対策の確認をお願いします。
県は有症者の相談や受診先を紹介する「いわて健康フォローアップセンター」の運用を継続して行っています。
・インフルエンザはやや減少し、定点あたり患者数は12.57人となりました。
年齢層別では15歳未満が約8割を占めており、学校等休業措置が23件ありました。
全国的にAH3亜型(A香港型)とAH1pdm09が流行しており、B型の検出数も増えてきています。
ワクチン未接種の方は早めの接種が望まれます。
症状がある場合は、感染を広げないようマスクを着用のうえ、早めに受診しましょう。
・感染性胃腸炎は増加し、定点あたり患者数は9.26人となりました。
年齢層別では6歳未満が約7割を占めており、集団発生が教育保育施設で4件ありました。
胃腸炎ウイルスは消毒用アルコールが効きにくいため、石けんと流水による手洗いが重要です。
調理や食事の前、トイレの後は手を洗いましょう。
患者の吐物や便は、使い捨て手袋とマスクを着用して塩素系消毒剤で処理してください。

「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和6年2月9日更新)