2023年04月21日

令和5年 第15週 (4月10日~4月16日)

【概要】
1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・結核の報告が3例ありました。
 そのうち1例は潜在性結核感染症でした。
3類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
4類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。

5類感染症(全数把握対象疾患)
・アメーバ赤痢の報告が1例ありました。
・梅毒の報告が1例ありました。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・インフルエンザは7週続けて減少しました。
定点当たり患者数10人を超えた地区はありませんが、盛岡市・釜石地区で学校等の休業措置が2件ありました。
咳エチケットや外出後の石けんと流水による手洗いを徹底し十分な栄養と睡眠をとる等体調管理が大切です。
症状がある場合には自宅等で休養しましょう。
・感染性胃腸炎は、ノロウイルスによる集団感染事例が県内の教育保育施設で計3例報告されました。胃腸炎ウイルスは消毒用アルコールが効きにくいため、石けんと流水による手洗いが重要です。
タオルの共用は避けましょう。
患者の吐物や便は、使い捨て手袋とマスクを着用して塩素系消毒剤で処理しましょう。
その際は換気も忘れずに行いましょう。

〇新型インフルエンザ等感染症
・新型コロナウイルス感染症の新規患者報告数は、前週比8人増の551人でした。
下げ止まりから増加に転じる可能性もあるため、連休を控え、手洗い・咳エチケット等基本的な感染予防対策の継続を推奨します。

「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和5年4月21日更新)