2022年12月30日

今週の注目感染症 令和4年・第51週(12月19日~12月25日)

1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・結核の報告が2例ありました。
3類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
4類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。

5類感染症(全数把握対象疾患)
・梅毒の報告が1例ありました。
・カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症の報告が1例ありました。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・インフルエンザは前週より微減し、定点当たり患者数が2.56人となりました。
 釜石地区は9.33人、盛岡市は7.0人、県央地区は2.78人で他地区に比べて多く、盛岡市及び県央地区の学校及び教育保育施設では休業措置が報告されています。
 予防には、外出後の石けんと流水による手洗いと、ワクチン接種が推奨されます。
 接種を希望する人はお早めに。
・感染性胃腸炎は、ノロウイルスによる集団感染事例が中部地区の教育保育施設で発生しました。
 胃腸炎ウイルスは消毒用アルコールが効きにくいため、調理前と食事前、用便後の石けんと流水による手洗いが重要です。
 患者の吐物や便は、使い捨て手袋とマスクを着用して塩素系消毒剤で処理しましょう。

〇新型インフルエンザ等感染症
・新型コロナウイルス感染症の新規患者報告数は前週比168人減の11679人でした。
 場面に応じたマスク着用、手指衛生、3密回避など基本的な感染対策を徹底し、体調が悪い場合は外出を控えましょう。

「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和5年1月5日更新)