2022年07月22日

今週の注目感染症 令和4年・第28週 (7月11日~7月17日)

1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・結核の報告が3例ありました。
 そのうち2例は潜在性結核感染症でした。
3類感染症
・腸管出血性大腸菌感染症の報告が1例ありました。
4類感染症
・E型肝炎の報告が1例ありました。
・レジオネラ症の報告が2例ありました。

5類感染症(全数把握対象疾患)
・患者発生の報告はありませんでした。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・感染性胃腸炎は、サポウイルスによる集団感染事例が一関地区の保育所で発生しました。
 胃腸炎ウイルスは消毒用アルコールが効きにくいため、調理前と食事前、用便後の石けんと流水による手洗いで予防しましょう。
・咽頭結膜熱、手足口病及びヘルパンギーナは夏季に小児を中心に流行する感染症で、今後流行することが予想されます。
 石けんと流水による手洗いをしっかり行い、タオルの共用を避けることが大切です。

〇新型インフルエンザ等感染症
・新型コロナウイルス感染症の新規患者報告数は3594人で、前週比で2094人増でした。
 県内でオミクロン株BA.5系統の感染が確認されています。
 場面に応じたマスクの着用、手指衛生、換気、三密回避など基本的な感染対策が必要です。
 ワクチン接種を希望する人は早めの接種が勧められます。
 特に若い世代(10代から40代)のワクチン3回目の接種率が低いことから、県は積極的な接種を呼びかけています。

「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和4年7月22日更新)