2018年02月02日

今週の注目感染症 平成30年・4週(1月22日~1月28日)


1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。

2類感染症
・結核の報告が8例ありました。このうち潜在性結核感染症の報告は5例です。

3類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。

4類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。

5類感染症(全数把握対象疾患)
・劇症型溶血性レンサ球菌感染症の報告が盛岡市から1例ありました。患者は70歳代の女性です。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・インフルエンザは県内すべての地区で警報値(定点当たり患者数30人)を超えました。
この週は5~14歳の割合が増加しており、学校等の休業措置も相次いでいます。
また、医療機関からの報告では今シーズンはA型よりもB型が多い状況が続いています。
一度かかった人がその後、別の型にかかることもあるので、注意が必要です。
症状がある場合は無理をして学校や職場に行かず、早めに受診することが勧められます。
発症後3~7日間はウイルスを排出すると言われていることから、
熱が下がった後もマスクの着用をはじめとした咳エチケットを継続することが重要です。

・溶連菌咽頭炎は盛岡市及び二戸地区で警報値(同8人)を超えました。
肺炎や腎炎などの合併症を引き起こすこともあるので、治療の際は医師の処方に従い抗菌薬を飲みきることが必要です。
予防には手洗いやうがいの励行と、患者との濃厚接触を避けることが重要です。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・インフルエンザは、全県で定点あたり患者数35.40人と警報値(30人)を超え、本格的な流行シーズンに入りました。
7地区で警報値を超え、その他3地区も警報値に近い報告数となっています。
冬休みが終わり、学校等休業措置の報告が急増し、14歳以下の割合が前週より増加しています。
また、60歳以上の割合も多く、老人福祉施設等での感染予防対策が重要です。
予防には外出後の手洗いや、症状がある場合には早めに受診し、咳エチケット等で周りへの感染を防ぐ配慮も重要です。

・感染性胃腸炎は、大船渡地区でノロウイルスによる食中毒事件が発生しました。
例年、春まで流行が続くので今後とも注意が必要です。
せっけんと流水による十分な手洗い、患者の吐物や便の塩素系薬剤での処理、食品の十分な加熱が重要です。

【岩手県感染症情報センター より参照】
(平成30年2月2日更新)