2022年10月14日
今週の注目感染症 令和4年・第40週 (10月3日~10月9日)
1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・結核の報告が1例ありました。
3類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
4類感染症
・レジオネラ症の報告が1例ありました。
5類感染症(全数把握対象疾患)
・患者発生の報告はありませんでした。
5類感染症(定点把握対象疾患)
・手足口病は宮古及び久慈地区で警報値(定点当たり患者数5人)を超えました。
飛沫及び接触感染のほか、便中に排出されたウイルスからも感染します。
手洗いをしっかり行い、患者との濃厚接触やタオルの共用を避けることが重要です。
まれに髄膜炎や脳炎を併発する場合があるので、頭痛、嘔吐、高熱が続く場合は早期受診が勧められます。
・感染性胃腸炎は前週より増加しました。
集団生活を営む施設は予防対策の再確認が必要です。
胃腸炎ウイルスは消毒用アルコールが効きにくいため、石けんと流水による手洗いが重要です。
患者の吐物や便は、使い捨て手袋とマスクを着用して塩素系薬剤で処理しましょう。
〇新型インフルエンザ等感染症
・新型コロナウイルス感染症の新規患者報告数は1834人で、前週比352人減でした。
発熱、咳、喉の痛み、倦怠感など体調不良の場合は外出を控え、かかりつけ医または受診・相談センターに相談しましょう。
「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和4年10月14日更新)