2018年11月26日

今週の注目感染症 平成30年・46週(11月12日~11月18日)

1類感染症 ・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症 ・結核の報告が4例ありました。そのうち3例が潜在性結核感染症の報告でした。
3類感染症 ・患者発生の報告はありませんでした。
4類感染症 ・患者発生の報告はありませんでした。
5類感染症(全数把握対象疾患)
・百日咳は二戸地区で3週続けて報告がありました。
定期接種に定められた四種混合ワクチンについて適切な時期に必要な回数の接種を受けることが重要です。
症状がある場合は、早めの受診と咳エチケットを心がけることが大切です
・風しんは、関東地方を中心に流行しています。
本疾患はワクチンによって予防可能です。
ワクチン接種を希望される方は医療機関にご相談ください。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・咽頭結膜熱は、宮古地区で3週続けて警報値(定点あたり患者数3人)を超えています。
他の地区でも患者数が増加しているので注意が必要です。予防には、うがいや石けんと流水による手洗いが重要です。
・インフルエンザは、二戸地区、盛岡市、一関及び県央地区で報告がありました。
今後の動向に注意が必要です。予防には、ワクチン接種や体調管理、こまめな手洗いが重要です。
ワクチンは接種から効果が現れるまでに2週間程度かかるため、早めの接種が勧められます。
接種については、事前に医療機関へご確認ください。

【岩手県感染症情報センター より参照】
(平成30年11月23日更新)