2022年10月07日

今週の注目感染症 令和4年・第39週 (9月26日~10月2日)

1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・結核の報告が2例ありました。
 そのうち1例は潜在性結核感染症でした。
3類感染症
・腸管出血性大腸菌感染症の報告が1例ありました。
4類感染症
・レジオネラ症の報告が1例ありました。

5類感染症(全数把握対象疾患)
・梅毒の報告が1例ありました。
・播種性クリプトコックス症の報告が1例ありました。
・百日咳の報告が1例ありました。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・手足口病は久慈地区のみ警報値(定点当たり患者数5人)を超えました。
 飛沫及び接触感染のほか、便中に排出されたウイルスからも感染します。
 手洗いをしっかり行い、患者との濃厚接触やタオルの共用を避けることが重要です。
 まれに髄膜炎や脳炎を併発する場合があるので、頭痛、嘔吐、高熱が続く場合は早期に受診しましょう。
・RSウイルス感染症は、二戸地区で増加しました。
 症状は軽い風邪様から重い肺炎まで様々で、特に乳幼児と高齢者は重症化しやすいので注意が必要です。
 手洗いと咳エチケットで予防しましょう。

〇新型インフルエンザ等感染症
・新型コロナウイルス感染症の新規患者報告数は2186人で、前週比655人減でした。
 9月26日から「全数把握」が簡略化され、発生届は高齢者など重症化リスクのある人に限定されました。
 発生届の対象外の人や自己検査で陽性となった人は、医療機関で配布されるチラシや県ホームページを参考に、インターネットや電話により「いわて陽性者登録センター」に登録することが大切です。

「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和4年10月7日更新)